サロンを始めたきっかけ
サロンを開くまでの間、私は助産師として産婦人科で勤務していました。たくさんの妊産婦さんに出会い、たくさんの出産に携わりました。嬉しい出産ばかりではなく様々な出産に携わり、赤ちゃんの生命力や女性の持つ母体の力の素晴らしさと日々向き合ってきました。
ある日、産婦人科から循環器科への異動を命じられ、またまだ助産師として働きたかった私は10年働いてきた総合病院を迷わず退職。
リフレッシュも兼ねて語学留学とダイビングライセンス取得の為にフィジーへ渡航。現地で生活しました。
ここで経験したすべてが基となり、今のkalokaloがあります。
生活中の停電は珍しくなく、水道のお湯は出ない。そんな生活水準が不安定な発展途上国フィジー。ただそこに住む人々は皆、幸せを感じていました。そしてみんな自分の国が大好き。
日本での物質的な生活しか知らなかった今までの私の価値観はここで大きく変えられてしまいました。
日々何かに追われ、忙しなく過ごしていた日本での生活が嘘のようでした。
海を目の前に波の音を聞き、鳥のさえずり、虫の声に囲まれ、夜には満点の星空を見上げ、そのうちに自分の身体が元気になっていく感覚を覚えました。自然の中で生活しているといつの間にか何も無くても心地良い。物質社会にいた自分がそう感じるようになっていました。
自然の中での暮らしにより、『自然に生きる』ということに目覚め、自然なお産について学びたい。いつしかそんな気持ちになっていました。帰国してしばらく助産院で自然なお産を学ぶ為、研修を積みました。その後、医療介入が少ない自然分娩・フリースタイル分娩が学べる県外の病院で数年勤務しました。
また、人間の持つ自然治癒力について知りたいと自然療法、東洋医学を学び始めました。
自然が大好きになった私。
フィジーに渡り、私たちはもっと自由に生きていいんだ。力を抜いていい、そう感じました。そして、助産師の仕事は出産に携わるだけではない。もっと世の中の女性が快適に過ごせるように、しあわせなお産を体験できるように違う形で手助けしたい!そして自分の人生がもっと楽しくなるように、全ての女性のライフステージをもっと充実させたい!そう思うようになりました。
地域で身近に相談できる助産師になりたい。そして、あたたかな空間でお客様をお迎えしたい。そんな気持ちから生まれたサロンです。
私たちの健康
私たちの健康はリラックスすることで保たれます。リラックスすると筋緊張が解れ、筋肉が緩むと、呼吸が深くなり姿勢も整います。自律神経が整い、副交感神経が優位に保たれます。
普段私たちは交感神経が優位な状態で生活をしています。環境や仕事、人間関係等様々なストレスと戦っています。自律神経が乱れると肩こり、冷え、腰痛、頭痛、便秘等、あらゆる不快な身体症状となって現れます。
残念ながら、自律神経は自分でコントロールできません。いかにリラックスして副交感神経を高めてあげられるかが健康のカギとなります。
また身体は元気でも、心に支障があると身体は不調に傾きます。心と身体のバランスが大切です。
サロンではお客様の『こころ』と『からだ』両面にフォーカスしていきます。
また助産師として、これから妊娠する方、産前産後の方、ここに来られる全ての方々が心地よく生活していくためのお手伝い、アドバイスをケアを通し、心を込めてさせていただきます。
あなたのhomeのようなサロンでありたい
リラックスした南国の海、風、山、星、そして人々のホスピタリティー。
南に位置する常夏の島、フィジー。ここでは時間がゆったりと流れ、日本のようにガチガチのタイムスケジュールに追われることはありません。
そんな南国フィジーをイメージしたkalokaloサロン。
ただ居心地よくありたくて、日頃の忙しなさを忘れて過ごしていただきたくてお客様をお招きしています。
『おかえりなさい』
そういう場所でありたいのです。私にとってフィジーはまさにそんな場所でした。リラックスできるサロンの雰囲気は私が一番大切にしているところです。
『のんびり ゆっくり あたたかい』
をコンセプトに、皆様の大切な『こころ』と『からだ』を健康に導くお手伝いをさせていただきます。
身体をリラックス状態にして自律神経を養ってあげる、それこそが健康に近づくための第一歩です。
施術部屋はとってもこじんまりした小さな部屋ですが、『ここに来てよかった!』そう思っていただきたい。
ただシンプルに心地よさを感じていただければ幸いです。